Business Detail

加水熱炭化処理システム

事業の概要、対応内容、特徴、導入相談についてご案内しています。

加水熱炭化処理システム

亜臨界水熱炭化処理システム

ツイン窯 × ツインボイラーで、
有機性廃棄物を減容から資源化へ。

ファーストネーションズ株式会社とエコバイオテック社が共同で設計・開発した亜臨界水熱炭化処理システムです。 高圧反応容器2基・高圧ボイラー2基のツイン構成を採用し、有機性廃棄物の分解・減容だけでなく、 処理後の資源化まで見据えたBtoB向け提案型設備として設計されています。

  • ツイン窯(高圧反応容器)2基構成
  • ツインボイラー 2基構成
  • 240℃・2.8MPa 設計
  • 70%以上の減容を目指した処理設計

自治体案件、産業廃棄物処理、食品残渣、紙・木質系廃棄物、医療系廃棄物など、 多様な廃棄物ストリームに対応し、処理後の出口まで含めた設計検討に対応します。

亜臨界水熱炭化処理システムのイメージ

導入価値と主な特長

本システムの中核は、高圧反応容器2基と高圧ボイラー2基によるツイン構成です。 柔軟なバッチ運用、減容設計、多様な原料への対応、資源化までを一体で検討できることが特長です。

ツイン構成による柔軟運用

2基構成により、投入・反応・排出の運転計画を組みやすく、 原料変動のある現場でも柔軟な運用設計を行いやすい構成です。

大容量案件を見据えた設備設計

高圧反応容器は 8m³ × 2基のツインタイプ。 必要能力や現場条件に応じて、段階的かつ実務的な処理構成を検討しやすい点が特長です。

70%以上の減容を目指した処理設計

質量・体積の大幅な低減を図ることで、 搬送・保管・後工程に関わる負荷の軽減につなげやすい構成です。

多様な有機性廃棄物への対応

家庭系ごみ、食品残渣、紙類、木材、医療系廃棄物など、 幅広い廃棄物ストリームへの適用検討が可能です。

資源化まで見据えた出口設計

処理後の出口を炭化物に限定せず、肥料・液肥・燃料用途まで含めた 資源化の方向性を案件ごとに検討できます。

密閉・高圧・水処理を含むトータルシステム

コンデンサー、サイクロン、クーリングタワー、乾式スクラバー、 高度水処理システムなどを含めた一体型の設備構成に対応します。

ツイン構成の反応炉イメージ

資源化と出口設計

本システムは、廃棄物を単に減容する設備ではなく、 処理後の活用方法まで含めて設計できることが大きな特長です。 原料条件と出口用途の両方を踏まえた提案に対応します。

肥料化を見据えた検討

処理後生成物については、原料特性や用途条件に応じて、 肥料利用を見据えた資源化の可能性を検討できます。

液肥化の提案余地

液相の取り扱いを含めたシステム設計が可能であり、 液肥利用を含む出口設計も案件ごとに検討できます。

燃料用途への展開

生成される固形物は、燃料粉末・燃料ペレットなどの用途も視野に入れ、 熱利用・エネルギー回収まで含めた提案が可能です。

資源化イメージ

出口設計まで相談できることが重要です

「減容したい」だけでなく、 「肥料化を検討したい」「液肥としての可能性を見たい」「燃料用途として回収したい」 といった目的によって、必要な処理条件や設計の考え方は変わります。 本システムでは、入口条件と出口用途の両方を踏まえた提案を行います。

  • 減容・安定化
  • 肥料化の検討
  • 液肥化の検討
  • 燃料用途としての回収検討
  • 熱利用・エネルギー回収の検討

まずは「処理対象」と「出口用途」からご相談ください

処理対象物と、処理後にどう活かしたいかが明確になると、 必要仕様やシステム構成の考え方を整理しやすくなります。

処理対象となる廃棄物

廃棄物の種類によって最適条件は異なりますが、 本システムは有機性廃棄物を中心に、多様な原料への適用検討が可能です。

処理対象廃棄物の一覧

代表的な処理対象

  • 廃プラスチック
  • 使用済み紙類・紙系廃棄物
  • 木材廃棄物
  • 学校給食残渣を含む生ごみ
  • コンビニエンスストアの廃棄弁当容器
  • 医療系廃棄物

実際の処理量・処理時間は、原料の含水率、組成、異物混入状況などにより変動します。

装置構成と処理ライン

現場での処理ラインを、前処理工程、加水分解処理機、ボイラー室の順にご紹介します。 原料受入から加水熱処理までの全体像を、実際の設備写真でご確認いただけます。

前処理工程

前処理工程

一般ごみ・混合廃棄物などを受け入れた後、前処理工程で搬送・選別・投入準備を行い、 後段の加水熱処理へつなげます。

8M3加水分解処理機 2機

8M3加水分解処理機 2機

ツイン構成の処理機により、バッチ処理の柔軟性と処理能力の両立を図ります。 加水熱処理の中核となる設備です。

ボイラー室

ボイラー室

加水熱処理に必要な熱供給を支える設備エリアです。 ツインボイラー構成により、熱供給設計と運用計画の柔軟性を高めます。

導入メリット

導入後の経済メリット

亜臨界水熱炭化処理システムの導入により、焼却・輸送コストの見直しに加え、 生成物の資源化や環境価値の収益化まで視野に入れた事業設計が可能です。

焼却コスト削減

▲2.8〜3.7万円
/ 原料1t

一般的な焼却・中間処理コストを基準に、減容効果を踏まえた参考値です。

参考値。処理単価・原料条件・運転条件により変動します。

輸送コスト削減

▲3,000〜4,500円
/ 原料1t

搬出回数や積載効率の改善により、輸送負担の低減が期待できます。

輸送距離・積載条件・物流設計により変動します。

資源化による売上

0.5〜12.0万円
/ 製品1t

燃料用途からバイオ炭利用まで、出口設計次第で売上化が見込めます。

用途・品質・販売先・需給状況により単価は変動します。

CO2削減によるクレジット

4,900〜5,374円
/ t-CO₂

環境価値をクレジットとして評価できれば、収益化の選択肢が広がります。

認証条件・制度区分・市場価格により変動します。

注記

※ 上記数値は参考値です。対象廃棄物の組成、含水率、異物混入率、搬送距離、 運転条件、生成物歩留まり、販売先、クレジット認証条件等により変動します。

基本仕様・導入体制

BtoBの導入検討で必要となる基本仕様と供給体制を、公開可能な範囲で整理しています。

形式 CBT8X2
構成 高圧反応容器2基・高圧ボイラー2基のツインタイプ
反応容器容量 8m³ × 2基(運転容量 6m³/基)
設計圧力 2.8MPa(ジャケット 1.2MPa)
設計温度 239.8℃(ジャケット 183℃)
主要材質 高圧反応容器:SUS304
主な構成機器 コンデンサー、サイクロン、クーリングタワー、乾式スクラバー、高度水処理システム、ナノバブル発生装置、ナノビートウォーター発生装置 ほか
運転方式 バッチ処理
納期目安 発注後 約6か月(工場完成ベース)
保証 お買い上げ日より1年間

装置設計・メーカー

ファーストネーションズ株式会社(日本・神奈川)

設計・製造パートナー

ECO BIO TECH

販売パートナー

日本先端技術国際インフラ協力機構 / 株式会社SMI

※ 性能値は対象原料・運転条件により変動します。
※ 基礎工事・建屋工事は別途となります。
※ 現地法令に基づく許認可取得は、導入側での確認・取得が必要です。

ツイン構成の活かし方と、資源化の出口設計をご相談ください

導入検討では、「何を処理したいか」だけでなく、 「処理後にどう活かしたいか」が重要です。 適用可否、必要仕様、設置条件、出口設計まで、個別案件に応じてご案内します。

こんなご相談に対応します

  • ツイン窯・ツインボイラー構成の価値を詳しく知りたい
  • 肥料化・液肥化・燃料用途の可能性を相談したい
  • 自治体・産廃・食品残渣案件で適用可否を見たい
  • 既存設備との接続や設置条件を確認したい
  • 詳細仕様書や個別提案を受けたい

関連ページ

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